東京裁判のページ管理人のblog

日常のネット上に於ける出来事や、東京裁判に関連する雑感

平成16年版「内外情勢の回顧と展望」の紹介

以下のページは、参考になると思います。
平成16年版「内外情勢の回顧と展望」

平成15年12月
担当:公安調査庁
「イラク戦争」を機に国際連帯活動を本格化させた過激派

― 「国際統一行動」に呼応した反戦運動を展開しつつ,海外団体との交流を活発化―
― 在日米軍施設などを狙ったゲリラ事件をじゃっ起―

戦争と平和

靖国神社内の遊就館へ行って来ました。
遊就館についての更なる情報は、遊就館のwebsiteをご覧いただければと思います。

さて、戦争は有ってはならぬと思いますが、現実の世界には、争いが絶えません。

日本の今までの歴史を知る事は、今後の歩みを進める上で、必要不可欠なことだと思いました。

目を背けるのでなく、真正面から向き合って、考えないといけないなと思った次第です。

遊就館に行ってきた日の夜、TVで、映画「パール・ハーバー」が放送されました。

アメリカから見た日本とは、第二次世界大戦時代から一体どのように変わったのだろうか……、と考え込んでしまいました。

靖国神社と映画「パール・ハーバー」

昨日は靖国神社とその中の遊就館、そして千鳥が淵に行って来ました。
その夜、TVで放送された映画は、「パール・ハーバー」でした……。
所感など、詳しくはまた別便で。

新生グルジア 文明の交差点に光を  (新聞記事より)

平成16年1月26日 朝日新聞朝刊より

私の視点

日本学術振興会特別研究員(カフカス民族研究)前田弘毅(まえだひろたけ)

◆新生グルジア 文明の交差点に光を

 グルジア新大統領に選出された36歳の若き指導者ミヘイル・サアカシュビリ氏と、トビリシからイスタンブールへ向かう飛行機で乗り合わせた事がある。話には日本の具体的な商社名も出て、日本への強い関心をうかがわせた。後日、彼に会った商社マンは、その英語力に舌を巻いていた。
 ソ連崩壊後、独立して10年を経たグルジアだが、いまだ一般の人々の生活は苦しい。生活インフラの劣化は止まらず、電力事情も改善の兆しは見られない。しかし、昨年11月の政変では、そうした生活の中でも徐々に若い世代が育ってきていることを印象づけた。
 政変時、日本ではシェワルナゼ大統領(当時)の去就に注目が集まった感がある。しかし、世界的に注目されたのは、この「革命」が新たな世界秩序を如実に反映していたからだ。
 それは冷戦以降、若い世代を直接、間接に指揮してきた欧米の影響力拡大であり、一方で、「裏庭」カフカスを手放さないとするロシアの必死の巻き返しだった。対テロ戦争以降、「一極」アメリカの覇権ばかりが強調されるが、こうした小国の事変からも、それが常に世界規模で動いているパワーゲームの一側面であることを理解しなくてはならなない。
 現在のグルジアとカフカスを巡る課題を眺めると、まず、カスピ海資源(原油と天然ガス)を輸送する経済問題が注目される。しかし、経済戦略は常に政治戦略と一体である。
 カフカスは極めて「政治的」地域だ。政変後いち早くトビリシを訪問したラムズフェルド米国務長官は、その足で北イラクのキルクークに向かった。世界地図を一見すればわかるように、カフカスは中東・ロシア・ヨーロッパ・中央アジアなどの諸文明が交差する地であり、その戦略的価値は極めて高い。
 また、地政学上の要衝は、「文明の衝突」の最前線でもある。それは、ロシアにとってはイスラム世界との境界であり、アメリカにとっては旧共産圏からユーラシアに延びる回廊に民主主義を根付かせる「実験場」である。中東の勢力でもイスラム革命を成就させたイランと世俗主義を掲げて欧州との一体化を目指すトルコが、カフカスで互いの覇権を争っている。
 このように、国内外の諸勢力が独自の動きを繰り広げるカフカスの地で、グルジア新政権の抱える課題は枚挙にいとまがない。破綻(はたん)した経済の建て直しが最優先であるが、最大の市場であり出稼ぎ地であるロシアと、どう向き合うのか。
 単に外向きの顔が若返っただけでは、援助国である欧米や国際社会に訴える力も限界がある。古い歴史と豊かな伝統芸能や文化遺産を生かした国づくりも、治安が安定しなければ絵に描いた餅にすぎない。
 ただ、今回の政変が無血で終わったことは、ソ連の中に閉じ込められて世界を知らず、独立後も果てしない復讐(ふくしゅう)の連鎖が続いたカフカスの人々が、自らに向けられる世界の目をある程度意識して行動し始めたことを示している。
 昨年末、隣国アゼルバイジャンではアリエフ前大統領が死去した。旧ソ連諸国の有力指導者の相次ぐ退場はポスト・ソ連期の世代交代を印象付けた。日本が、大使館も置いていないグルジアでできることには限界もあるが、変革期の地域秩序と世界情勢の行方を考えるためにも、その動きに目をこらす必要がある。

国連の敵・日本はどうするべきか?

前回迄のblogで、国連に多額の拠出金を出して貢献している日本が実は未だ敵国扱いされている事実を述べてきました。

つい先日、日本の外交官の方(2名)の尊い命が奪われた事なども有り、イラクへの文民派遣は等分の間、見送りとなりました。

自衛隊の派遣については、人道支援の他、邦人保護と言う目的の為にも検討となりました。

この記事を書いている今日現在、自衛隊の派遣については、国内では賛否両論の状況です。
アメリカのイラク占領についても賛否両論であります。

世界は平和で有るべきだと、筆者は思います。逆に、世界には戦争が有るべきだ、と考える方は(一部の方を除いては)少ないと思います。

ここで、ぜひ皆さんに考えて欲しいと思うのです。

連合国(国連?)の人道支援は、過去も一応の成果を上げています。
日本は、今のまま、連合国の敵国という立場で良いのでしょうか?

現在のイラクに対するアメリカの占領政策に反対の方であっても、国連を中心にイラク問題を対処すれば良いと考える方は多いと思います。

今この時期にこそ、日本に貼られた「旧敵国」のレッテルを返上すべきだと言う事を、もっともっと多くの方に考えて頂き、その為の行動をして欲しいのです。
行動と言っても、大げさに考える必要は無いと思います。この事実を周囲の方に話すだけでも結構です。

日本は公に発表されている失業率で5.2%、財政的にも困っていない状況では有りません。その中から、貴重なお金を拠出しているのです。

前述したように、多額のお金を拠出する日本、その国が敵国扱いなのは常識で考えてもおかしくはありませんか?

そして、
1.(日本でその様に呼ばれる)国連の中での発言力を高める
若しくは、
2.日本に発言力を与えないと言うならば拠出金を減らすべき
だと思うのです。

この意見に反対する方はいらっしゃいますでしょうか。
もし居られましたら、是非、このblogにコメントを下されば、と思います。
勿論、反対と言う立場でなくても結構です。
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